ライターの質の低下
Posted on by a6n29k8h4q
軍事ライターやミリタリー評論家といった方々の質の低下が酷い。
昔は信念と知識と経験と分析力を兼ね備えた人がそういった仕事をしていた。
一般の記者は「軍国主義者の真似事」と蔑んで、関わらなかった。
だが、阪神の震災以後自衛隊や自衛官の好感度が上がる。
アメリカが戦った戦争でも、
「侵略者からクウエートを救う」湾岸戦争
と
「ベトナム人民を苦しめる侵略」ベトナム戦争
のように、善悪の視点で見ても最近と昔では違っている。
そう、米軍は侵略者から解放者になった。
そうしてミリタリー解説の需要が増え、需要に追い付かせるべく供給も増えた。
供給が増えれば、玉石混合になるのは当然の事。
また、「儲かる」となると、金目当てで軍事を語る者もあらわれる。
乏しい知識と軽薄な考え、安易な分析と経験の薄さがその文章に現れる。
隣国が日本のF2を脅威に感じていると隣国の関係者から聞いて、初めて「認識する」事例などは、お寒い限りですね。
隣国の装備体系を見れば、仮想敵国が日本なのは明白なのですから、「指摘」される前に気づくのがプロというもの。
その辺のミリオタブロガーのほうが、よっぽど分析力が高いと言うのは、笑い話にもなりません。
あと、工作員的な人も現れていますね。
軍事が身近になれば、都合の悪い人たちも居る訳です。
そういう人たちは、ミリタリーの解説ではなく、自衛隊や日本、米軍をディする事しか書かないので、有害な存在でしょう。
彼らの言説に騙されて判断を誤らない様にすべきでしょう。