2000万の二世帯住宅について色々考えるとやっぱり賃貸派
ある程度の歳になってくると考え出すのがこの2択です。住むということはとても重要なので、どちらかという選択も非常に重要だと言えます。
どちらかというと、断然賃貸派です。
これはまず金銭的な面でも賃貸の方がお得だということが挙げられます。ある専門家の話を聞いたところによると、一見持ち家を持っていた方が財産となるのでお得のように思えますが、これから日本のほとんどの地価が下がって住むことによって家の価値も下がってしまうのでいざ将来売ろうと思ってもそれほど高く売れないということでした。子供などに財産を残すという考え方も古くなってきたのかもしれません。
それから、買ってからのトラブルや後悔が嫌だというのが個人的にはあります。その家自体は基本的に収益を生み出さないので、何か壊れたりして修理が必要になってもその家から補てんすることはできません。年月を経るごとに雨漏りやひび割れ、配管の老朽化など様々な修繕が必要になると考えると個人的には気楽な賃貸の方を選んでしまいます。何かトラブルがあっても基本的には大家さんが負担してくれるのでそのあたりは安心です。
あとはその土地に長く住むという決意が持ち家の場合は必要なのではないでしょうか。これから30年も40年もおそらく多くの場合はローンを組んで返済しながらやっていくのでしょうから、買ってから住みたくないと思っても無理です。馴染みの場所や生まれた場所ならばまだリスクは低いかもしれませんが、そのような勇気はありません。
賃貸はその点好きな間取りや場所を選べますし、本当に嫌だったら迷うことなく違う場所へ引っ越すことができます。もし将来自分の収入が増えても減ってもそれに合わせた部屋を借りて住むことができるので、ローンを長年組む場合よりもフレキシブルに多くが対応できると思います。持ち家に憧れる方は現在どれくらいいるかわかりませんが、一昔前よりは減っている印象を受けます。特に雪国では賃貸の方が雪かきが楽だということです。