葉酸サプリは1日の適量を守る|過剰摂取のリスクを解説
葉酸サプリを服用するうえで、最も注意しなくてはいけないことといえば「1日の適量」を守ることです。
たくさん摂取すれば妊娠しやすくなるかも?だとか赤ちゃんの成長にいいと思い、過剰に摂りすぎてしまう人もいるかもしれません。葉酸サプリの1日の適量はどの程度になるのか?また過剰に摂りすぎた場合のリスクについても解説します。
葉酸サプリの1日の適量は?
葉酸サプリの適量についてですが、日本人の食事摂取基準によると1日辺りの摂取推奨量を240㎍としています。ただし妊娠を計画している人は、食事から摂取できる葉酸は240㎍に、サプリメントなどから400㎍を摂取するように推奨されています。
また、妊娠中の女性は胎児のリスクを軽減するためにモノグルタミン酸型葉酸を400㎍を摂取するのが望ましいといわれています。また妊娠4ヶ月以降は、食事から摂取できる葉酸の負荷も推奨されているのです。
産後の授乳期も100㎍を追加して摂取する必要があるなど、妊活中や妊娠中、産後の女性にとっていかに必要な栄養素かがわかると思います。同じ妊娠中でも時期によって摂取推奨量には違いがありますし、食事から積極的に摂るべきなのか?サプリメントでも十分に摂れるのかが変わってきます。
そのため時期に適した葉酸サプリを選ぶように、気を付けてくださいね。
葉酸サプリの過剰摂取によるリスク
また、妊活中、妊婦さん向けに発売されている葉酸サプリでは、適量を守って摂取するように商品の裏面に注意書きが記されています。
メーカによる1日の使用量を守らなくてはいけません。葉酸は耐容上限量も設定されており、18歳~29歳は900㎍、30歳~69歳は1000㎍などの上限も決まっています。もし葉酸サプリを飲んでいて忘れてしまった場合、体内に吸収できる量には上限がありますので、2日分まとめて摂取するのはおすすめできません。
厚生労働省によると葉酸サプリを過剰摂取したことにより、発熱やかゆみなどの症状を起こす恐れもあるとしています。なかにはお腹の調子を悪くしてしまう人もいるなど、1日の適量を守る必要があるのです。
まとめ
葉酸サプリは必要な時期に適量を続けることによって、その効果が期待できるものです。妊活中が最も葉酸を必要とし、妊娠初期、中期など時期によっても量が変わります。同じ量をそのまま続けるのは逆効果になりますので、今の自分に必要な葉酸の量を知ったうえで摂取するようにしてくださいね。葉酸サプリは摂取量を守ることが大切です。