日本の平均寿命が減少!?なぜ?理由は?
厚生労働省が3月29日に発表した2021年の簡易生命表で、日本人の平均寿命が女性87.57歳、男性81.47歳となり、前年より女性で0.14歳、男性で0.09歳短くなることが明らかになった。
男女とも平均寿命が前年を下回るのは、東日本大震災があった2011年以来、10年ぶりだそうです。
これは、新型コロナウイルス発生の影響によるものと考えられています。
国別のランキングでは、女性が世界1位、男性は3位となりました。
女性の2位は韓国(86.5歳)、3位はシンガポール(85.9歳)です。
男性は1位がスイス(81.6年)、2位がノルウェー(81.59年)でした。
私は、これだけ長生きできたのは幸運だと思うようになりました。
私の祖父母は脳卒中とアルツハイマー病を患い、10年近く介護が必要でした。
老人ホームに入所していたのですが、税金を使って膨大な介護を受けたことを思うと、言葉が出ません。
最後は、生きているというより、生かされているような気がしました。
日本の保険制度はすばらしいと思いますが、すばらしすぎるのではないでしょうか。
命が大切なのはわかりますが、いろいろと考えさせられます。
本当に、元気で死ねる方法があればいいなと思います。
戦後の大変な時代に生まれた上の世代は豊かになり、幸せになったが、豊かで平和な時代に生まれた世代は大切なことをどんどん忘れてしまい、今はあまり幸せではない気がする。
人生に対する執着が違うのです。
私の場合、子供が大きくなって定年を迎えてから数年間、人生を楽しめればそれでいいのです。
元気な親より早く逝きそうな予感がします。
平均寿命の話です。以前は、日本は世界でも有数の長寿国であることを誇れると思っていましたが、最近はこの数字にあまり意味がないように思っています。
政治家は「民主主義の国だから、票数があるから何でもできる」と、数の力を語る。
おっしゃる通り、健康寿命や国民幸福度の方が意味のある数字です。経済も同様です。アベノミクスで本当に国民は幸せになったのでしょうか?
コロナによる平均寿命の短縮の影響は数値的なものでしょうが、コロナ災害は人類が長く傲慢に地球を荒らしてきたことに対する「ノアの方舟」のようなものだとも感じています。
今日は以上です。