12時間労働なんて違法ではないの？

・12時間労働なんて違法ではないの？
・そもそも半日間も働くなんてありえない！

12時間労働の違法性について。
結論からいうと「労使協定（36協定）の内容次第」となります。

なぜなら、36協定を結べば法定時間外労働（残業）が認められるからです。
参考：1日12時間労働は違法ではない？【結論より当たり前と思考停止する方が危険】

ただし、労働上の懸念点もあります。
この懸念点を把握せず、12時間労働を行えば違法性は高まります。

どんな懸念点か？ケース別に見てみると、

【ケース１】12時間労働の是非（性善説）を問う場合
【ケース２】残業時間の上限を超えた場合
【ケース３】12時間労働で休憩が30分しかない場合

上記の通りで、そもそも12時間労働は性善説に則った運用。
それは、12時間労働なんて半日の労働ですから、一般的に考えればあり得ない事態です。

さらに、残業時間が上限設定されているにもかかわらず。
その上限を超えて、残業を強いる（12時間労働を超える）のは違法です。

このように、12時間労働でも違法性の高低は様々です。
今まさに12時間労働で働いている方は、ぜひ参考にしてみてください！